学生時代、授業中はもっぱらお昼寝タイムでした。どうもkamekoです。
受験勉強もろくにしないで人生を切り抜けてきたkamekoが、脳みその衰えを実感するお年頃で、日商簿記検定3級に挑戦し、みごと合格しました!
そのkameko式の独学勉強法をお伝えしたいと思います。
では、参ります♪
簿記3級って難しい?
合格率は46%、合格点は100点満点中70点
試験は、全国各会場で年3回(2月、6月、11月)開催されています。
2018年から2021年までに行われた試験の平均合格率は46%。
どれも、100点満点中70点以上で合格となります。
ちなみに、kamekoは98点だったよ♪
勉強期間はどれくらい?
勉強時間は、スクール等を利用する場合で100時間程度、独学の場合で130時間程度が目安だと言われています。
130時間というと、1日2時間勉強したとして、65日間。期間でいうと2か月強ですね。
kamkoの場合は、土日は仕事も勉強もお休みしていたのと、平日でも毎日勉強に時間を充てられるわけではなかったので、勉強期間は余裕を持って6か月としました。
いろんな方の情報を見ると、6か月ってすごく長いみたいです・・・。
でも、すぐに忘れてしまうkamekoにとっては、期間を取って、
じっくり繰り返し勉強するのがkamekoには合ってたんだな、と思います。
勉強に取り組む前に、まずはじめにやる事
この3つを勉強に取り組む前に、事前準備として行いました。
1つ1つを見ていきましょう。
準備1.目標の受験日を決める
日商簿記の試験は、例外を除いて2月、6月、11月の年3回行われています。
会場も、各都道府県に数か所設置されているので、自分の行きやすい会場を選んで受験することができます。
ただし、試験の2か月前にならないと申込はできませんのでご注意ください。
受験費用は比較的受験しやすい価格なのでご心配なく。(税込み2850円)
kamekoは1月に、6月の試験を受けるぞ!と決めたよ♪
準備2.勉強に必要なものを準備する
では、1つ1つ説明しますね。
教科書と過去問題集
kamekoが購入した教材は、教科書1冊と過去問題集だけです。
教科書はとってもわかりやすかったので、この1冊だけしか購入しませんでした。
過去問題集は、本の形式ではなく、試験本番と同じように1回分ずつ用紙が切り離せるタイプのものを購入しました。
電卓
電卓選びのポイントはこの4つ。
- 12桁以上表示されるもの
- すべらない、ガタつかないもの
- タイピングしやすいもの
- 1桁消去ボタンがあるもの
かなりの量の計算をすることになるので、電卓は、とても重要です。
kamekoの場合は、少しガタつくものを購入してしまい、最後までストレスに感じていました。
実際に店頭で手に取って決めることをオススメします。
筆記用具
- シャーペン(鉛筆でもOK)【試験でも使います】
- 消しゴム【試験でも使います】
- 赤、青ペン
- 付箋
- 学習用ノート
これで、勉強に必要なものは揃いました!
準備3.受験日までのスケジュールを作る
kameko式ゆったり独学法は、こんな感じでした。毎日勉強したわけではありません。
空き時間にちょっとずつやりました。
ポイントは1冊の教科書を3巡するという事です。
では、このStep.1~Step.5を細かくご説明します。
合格までの具体的な勉強法
Step1.教科書をひととおり読む(教科書1回目)
この段階では、わからなくてもいいんです。
聞きなれない言葉も出て来るので、わからない部分に付箋を付けていきましょう。
わからないなりに、ひととおり読みましょう。
kamekoは、途中、途中の練習問題はすっ飛ばして、ざーーーっと読みました。
その段階では、おそらく理解はできてなかったです。
言葉に慣れるのと、こんなことするんだなぁという流れがわかればいいと思います。
Step2.教科書をじっくり読んで理解する(教科書2回目)
ここから、本格的に勉強に入ります。
教科書を初めからもう一度読み直します。
読みながら、自分の理解をノートに書いていきます。
1回目よりも理解が深まるので、前回読んだ時に理解できず付箋を付けていた部分が理解できたら
付箋は外していきましょう。
付箋が減っていくのが、快感~♪
目で見て、自分の理解がどんどん深まっていくのがわかるので
オススメです。
最終的には、付箋がゼロになることを目標にしたいね!
そして、今度は1回目とは違って、練習問題も解きながら、正解したか間違ったかを教科書に書きこんでいきます。
間違ったところは、教科書の説明部分に戻って、またノートに理解を書いていきます。
出題範囲などの改定項目を把握する
試験の様式や出題範囲が改定されることがあります。
2019年には、大きく改定されました。それまでは、問題用紙は持ち帰ってもよかったのに、持ち帰りが禁止になるなどの試験の様式も変更されました。試験当日に慌てることのないように、事前のチェックをおすすめします。
改定項目は、必ず公式サイトでチェックすることをお忘れなく!
Step3.無料学習サイトで理解を深める
ここからは、ちょっと気分を変えて無料学習サイトStudyProでの勉強に移りました。
これまた、とてもわかりやすい説明で簡潔に整理されいるので、教科書で学習した内容の復習をしながらも、理解が曖昧だった部分がしっかり理解できるようになりました。
違った角度から説明してもらえると、理解が深まるんですね。
studyProは、出題範囲の改定などのリアルタイム情報も掲載されていたので、とても助かりました!
Step4.教科書に戻って間違えた問題を中心に復習(教科書3回目)
この段階で、すでに教科書に貼っておいた「理解できてないよ!」の付箋は、ほぼ無くなっていました。
それでも、練習問題は100%正解とまではいきません。
ケアレスミスもあるし、まだ理解が曖昧な部分もありました。
このSTEPでは、教科書の練習問題を間違えなくなるまで繰り返し実施しました。
Step5.過去問題をひたすら解く
いよいよ、過去問に挑戦です。
過去問で100点が取れるようになればOK! と決めて取り組んだよ。
おまけ: 移動中にはスマホアプリが最適
1問1答形式なので、電車通勤中にサクっと復習ができてとても便利でした。
アプリの活用は、本当におすすめです!!
最後に: 受験をしてわかったこと
勉強って楽しい
kamekoは、40数年生きてきて、一生懸命勉強をした記憶がほとんどありません。
大人になって簿記を勉強して初めて、勉強をする楽しさを知りました。
1つ1つ妥協せずに理解を深めていくって、楽しいことなんだ♪ ということを知りました。
簿記は合格しなくても勉強するだけで意味がある
そしてもう1つ。
簿記は、現在のkamekoの会社員としての担当業務には直接的には関係がありません。
でも、勉強してよかったなぁと思っています。もし合格できなくても勉強するだけでも意味があったと思っています。
社会人になってから今まで、簿記を知らずに会社員をしてきたことに反省する程です。
会社員として、その会社お金の出入り、利益がどうやって算出するのか、を正しく知っておくべき事だと思うのです。
ただ、今までに会社員として様々な実業務に携わってきたからこそ、これまでの知識と簿記の知識を結び付けて意外にすんなりと理解を深めることができたのも事実です。
私にもできるんだという自信と、新たな自分発見
kamekoの受験の結果は、合格。100点満点中98点でした。
やればできる! を経験するって本当に自信になりました。
プラスの要素意外にも、マイナス要素の発見もありました。
不正解だったその1問は、まさかのケアレスミス。見直しをしたつもりで、できてなかったんですね。
自分はガサツな性格だということは理解していたものの、1つ1つていねいに完璧にこなすということができない、ってことも明白になりました。いつもやっぱり詰めが甘い。。。
そんな、新しい自分発見や、自分を見つめ直すということも今回の簿記の勉強を通して学ぶことができたかな、と思います。
いかがでしたでしょうか。
簿記3級の勉強をはじめたいとお考えのみなさまが、これから楽しくお勉強できることをお祈りしております♪
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました♪